十六日に発生した新潟県中越沖地震を受け、札幌市は大規模災害時の避難方法などを地図上で確認する「災害図上訓練」(DIG)の実施を強化する。市職員が同訓練の講師を務める「DIG普及員」を八月に大幅に増やすほか、各町内会などに対し、DIGへの積極的な参加を働きかける方針だ。
DIGは、それぞれ「災害」「想像力」「ゲーム」を表す英語の頭文字。地域住民らが地図を囲み、病院の位置や学校・公園への避難経路などを事前に確認し、災害に備える。倒壊の危険性がある建物などについて、地域の事情に詳しい住民が意見を出し合うこともあり、防災意識の向上も期待されている。
札幌市は二○○五年度から本格的にDIGを採用。これまでに、各区役所の地域振興課やまちづくりセンターの職員ら約百四十人が訓練を主導する「DIG普及員」の養成研修を受けた。
新潟県中越沖地震を受け、八月上旬に市職員四十人を新たに普及員に加え、訓練体制の充実を図る。各町内会などに対してはDIGへの参加を強く促したい考えだ。
市内では○五年度に約八百五十人、○六年度に約千百人の市民がDIGを体験。市危機管理対策室は「新潟のような地震が札幌で起こらないとは限らない。地域で防災意識を高めてほしい」と話している。
(北海道新聞より引用)
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