外資系総合量販店として北海道初進出となるコストコホールセール札幌倉庫店が二十五日、札幌市清田区美しが丘一にオープンする。年会費を支払った消費者や事業者だけが利用できる「会員制卸売り量販店」という独特の業態だが、「価格は格安」との評判が伝わり、会員申し込みが殺到し、地元市民の関心も高まっている。
米コストコホールセールは世界各国で約五百二十店を展開。国内では日本法人のコストコホールセールジャパン(川崎)が関東四店、関西、九州各一店を営業しており、札幌は七店目となる。
札幌倉庫店は売り場面積は約一万平方メートル。他の店舗同様、天井の高い倉庫型の簡素化された店舗が特徴だ。食品や日用雑貨などの生活必需品を、文字通り倉庫のようにケース単位で積み上げ、大量格安販売する。
会員に絞った広告戦略などでコストを圧縮する狙いから、完全会員制を採用。利用するには一般消費者四千二百円、事業主三千六百七十五円の年会費が必要だが、開業前日の二十四日までは一般消費者の年会費を千円安くするキャンペーンを行ったこともあり、ここ数日は会員申し込みが二時間待ちになる時間帯もあるなど、道民の人気も上々だ。
また同日夜には、取引先業者らを対象にした特別内覧会が開かれ、店内を初公開。渡辺誠司店長が「札幌に出店できることに感謝しています」とあいさつし、関係者の鏡開きで開店を祝った。
同店のある札幌市清田区と北広島市の境界付近では、ほかにも複数の大型ショッピングセンターの出店や増床が計画され、改正まちづくり三法施行で出店規制が強まる中、「郊外大型店の最後の激戦地」(業界関係者)との見方もある。
(北海道新聞より引用)
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